豊かさと自分の感覚
- Aki

- 2023年9月3日
- 読了時間: 4分
ここ最近のセルフセッションは、このテーマがメインです。
日々どんな点で、豊かさを自ら遠ざけているのかを
自覚する必要があるので
結構時間をかけて取り組んでいるのですが、
母親として、妻として、そして女性として、
様々な面で自分の無意識の選択を見つめさせられています。
例えば、以前よくやっていたのは、、
子どもの欲しい物や夫に必要そうなものだったら、すぐ購入するのに、
自分の欲しいものは、数日(👈よくわからないタイムラグがある)様子を見てから購入する。
お金に余裕があるときは、あまり深く考えずにサッと購入するのに
あまり余裕がなさそうな時は、躊躇したり止めたりする。
自分の欲しいものでも、このブランド?メーカーのものはちょっと贅沢かな、と思う時は
似たようなもので違う商品にする。
などなど。。
このテーマのセッションは、過去にも繰り返してきたので、
以前はやってしまっていたこういう行為も、随分減ってきたと思いますし
意識できる範囲でも、お金の不安はかなり無くなったと認識しているのですが、
再び上がってくる、と言う事は、
恐れが、何層にもなっていて(豊かさに限りませんが・・) 深い部分でまだ残っているんだなぁ、、と。
セッションの途中では、
「幸せを受け入れる、と言う意識が必要」、、と出てきました。
3歳の頃の両親の不仲から
世の中は虚しい、と言う認識や
自分の責任にならないように振る舞う
などといった情報も上がってきて
自分が小さい頃に感じていた悲しみを改めて感じました。
インナーチャイルドを癒す度に感じるのですが、
こんなに怯えながら、深い悲しみを抱えている子どもがそばにいたら
どれほど心辛いだろう、と。
それがまさに自分なのですから、その子にかけていく言葉も
嗚咽しながらになったりする事も多々あります。
当時の私は、寂しさや虚しさも感じていたのでしょうけれど、
その感覚を遮断して、親の期待に沿うよう行動を選択していたので、
当時の記憶だけを辿りながら自分に寄り添おうとしても、
ちょっとズレているような
いまいち入り込めない感覚になってしまうのですが、
これまで自分の感覚を閉じてきた結果、
人生のあらゆるシーンでどんな選択を重ねてきたのか、
それを全部包み込んだ上で、その子に寄り添うと、
どれほど自分が辛かったのか、どれほど自分が自分の為ではなく
親の幸せを一番に叶えたくてその選択をしていたのかがドッと感じられてきて
もう号泣してしまいます。
そう言う時、その子は私のすぐ側で自分の悲しみを私に届けていて
「あなたは素晴らしかった。本当に優しかった。
お父さん、お母さんが幸せを選択できずごめんね。」
とただただ私がかけて欲しかった言葉を伝え続けます。
これは、今、就いている保育の仕事にも通じるのですが、
子どもが何か困っていて相談してくる時、
今、目の前にある問題を解決してほしいから相談してくるのですが、
それは解決の為の答えが欲しい、と言うよりも
自分の気持ちを聞いて欲しい、かけて欲しい言葉をただかけて欲しい
と言うケースが圧倒的に多いです。
とは言っても、本人はそれを言葉では伝えて来ないので
(おそらくその気持ちを認識していない。)
こちらが問題の解決だけを目指して話を進めてしまうと
最終的に子どもは一向に納得しなかったりします。
一方で、問題は一つも解決していないように見えるのに
自分の気持ちを聞いて貰えた途端に
ふっとその悲しみから抜けて、明るい顔になったりすることが多々あります。
その抜けるまでの道のりがいつも同じな訳ではないので
こちらは毎回手探りで、でも気持ちに寄り添うことは忘れずに話を聞くのですが、
その明るい顔が見れた瞬間も
悲しみや怒りにどっぷり浸かってしまっている間も全てを愛しく感じます。
私が仕事で関わる子ども達は今まさにインナーチャイルド期で、
様々な経験を重ねて、自分の世界観を創り続けているところなので、
大人の自分からみると、もうその一瞬一瞬が大切な感覚を養っている時間になるのですが、
大きな流れでみると、全ては魂の旅の途中であり
それぞれの無限の可能性を発揮するタイミングに繋がる時間でもあるんだなぁ、と感じられて
大いなる宇宙の流れを思わずにはいられません。
豊かさのセッションは何度も重ねている、と書きましたが、
どれだけインナーチャイルドを癒し、
どれだけのカルマを手放せるか
それは自分の決意にかかっていて
現実の行動も変えていって初めてそこがクリアになるのですから
日々の内観は重要ですし、1日で何度も訪れる選択の際に
何を選び取るか、自分の心を見つめていたいですね。

Aki



コメント